数多くのカタカナ用語が登場するBtoBマーケティングの世界。よく分からずに使用している言葉も意外と多いのではないでしょうか。そこで今回は、BtoBマーケティングのなかでも「ワ〜ン」で始まる用語について解説していきます。
ワークフローとは「業務の流れ」を意味する言葉。ある業務にかかる一連の作業や手続きを、ルール化する際に使われます。
例えば、経費を申請するとき。所属する部署内の上司の承認を経て、総務といった他の部署が振り込みの手続きを行うといったフローを踏むことも多いでしょう。
あるいは、新規取引先の与信審査のように、取引額の大きさによって承認する人や人数など、流れが複雑になるフローも存在します。
このように、一人で完結せず、組織内の人が複数関わる業務をルール化し、決まった流れに沿って処理することをワークフローと呼ぶのです。
そんなワークフローですが、各ステップの業務内容を見直すだけでさらに効率化する可能性があります。
例えば、取引先との契約を紙で行っている場合、契約書の作成や送付、出し戻しや保管の手間がかかってしまいます。そこでBtoB企業のなかには、このワークフローを自動化・電子化するシステムを提供している会社もあります。
例えばクラウドサインは、紙と印鑑をクラウドに置き換え、電子契約を実現するサービス。
参考元:クラウドサイン
こうしたパソコン内で完結するSaaSツールの導入が、業務効率化を促してくれるでしょう。
以上、最終回となった今回は、BtoBマーケティングでよく使われるマーケティング用語の「ワ行編」をお届けしました。そのほか、ア行からラ行のマーケティング用語も解説していますので、気になる方はそちらもぜひ読んでみてください。